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【松山研修会】のご報告です!

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11月24日(日)に、【リハプライド《松山研修会》】が開催され、『リハプライド』12事業所、計44名にご参加いただき、密度の濃い貴重な学びの1日となりました。
今回のテーマは"認知症"でした。
『リハプライド 岡山東』に通所されているご利用者さまの改善事例が発表された後、竹内孝仁教授よりご講義をいただきました。
下記が主な講義内容です。

●"認知"とは、状況を認識し、理解と判断をして行動すること。 ●"認知症"とは、この認知力の低下であり、「人・物・時間・場」の意味が分からない、自分との関係が分からない、どう行動していいか分からない...という症状をいう。 ●認知症の症状論
A."認知力の低下"そのものの症状。
B.ある状況になると現れる固有の症状
 (例:1人でいると異食する)
●認知症は、ケア(介護)で症状が取れる(改善する)。このケアは"理論的にやる"必要がある。
①体調の改善
・水分⇒1日:1500ml以上の摂取
・運動⇒1日:2km以上の歩行
・栄養⇒1日:1500kcal以上の摂取
・排便⇒3日に1回以上の自然排便(薬は使用しない)
②社会交流

※上記①と②のケアで改善しない場合
 ⇒ B.の認知症であるため、固有症状に合わせたケアが必要。

この研修会でご教示いただいた認知症の方々へのケアを、それぞれの事業所で実践し、ご利用者さまにおける認知症状の改善に改めて取り組んでいきたいと思います。