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【博多研修会】のご報告です!

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12月15日(日)に、【リハプライド《博多研修会》】が開催されました。今回のテーマは《松山研修会》と同じく"認知症"で、『リハプライド』12事業所から計22名にご参加いただきました。
『リハプライド 小倉北』から、男性のご利用者さまの改善事例が発表され、その後、竹内孝仁教授に事例の総括と講演をしていただきました。下記が主な講演内容です。

●必要とされるデイサービスについて ◇質の高いサービス提供が不可欠 ①各ご利用者さまの願いを達成すること。 ②専門性のあるサービス提供。 ③定員について考察してみること。
(実利用者数÷定員=稼働率)

●評判店について ◇評判店の特長 ①活気がある。 ②自立者が多い(元気にしてくれる)。 ③元気にしてくれるので、ケアマネジャーもうれしい。
⇒さらにご利用者さまを紹介してくれる。
④登録者数が定員を上回る(利用待機者がいる)。
⇒2号店を出せる。

●病気で通所できないご利用者さまについて ◇最も深刻な原因は入院
(入院理由は上から、①肺炎②骨折③脳梗塞④原因不明の疾患)
①肺炎⇒高齢者のおよそ8割は誤嚥性肺炎 ・「水分摂取量:1500ml/日」は、唾液の自浄作用にも貢献している。 ・呼吸機能は歩行に支えられている。
(歩くことで体力が向上する)
・1日2Km歩くことができれば、肺の機能低下は維持・向上を見込める。 ②骨折が減るメカニズム ・衝突、転倒、骨折を回避するための反射的な身体運動が必要⇒太極拳およびパワーリハビリが優れている。
●「認知症よ、さようなら!」 ◇水分摂取による改善のメカニズムを理解する ①認知症とは、認知機能の低下である。 ②認知は能動的行為なので、物事の積極性により向上or低下する。 ③気分と便秘は関係が強い(便秘になれば、気分は低下)。

ご参加者からは、「パワーリハビリと自立支援介護で、ご利用者さまの入院が回避できる可能性を学んだ」といった声などが数多く寄せられました。皆さまの事業所でも、ぜひご参考にしていただけましたら幸いに存じます。